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内科・糖尿病内科・消化器内科

電話でのお問い合わせは TEL.0766-72-5610

〒935-0017 富山県氷見市丸の内5-17

当院で行える検査

心電図、X線写真、迅速HbA1c・血糖測定器、自動尿検査測定器、
経鼻内視鏡(オリンパス社)、胃透視、骨塩定量、ホルター心電図など


胃内視鏡検査について

当院では従来より消化管の検査として胃透視のみ行ってきました。しかし、バリウムを飲むことが難しい、バリウムを飲むと便秘になる、ゲップを我慢できない、高齢で検査台に乗ることができない、異常が疑われた場合再び内視鏡検査を受けなければならない、などの問題がありました。

そこで、当院では2016年8月より胃内視鏡検査(胃カメラ)を開始しました。「いかに安全で苦痛を少なくできるか」を重要視し、最新の経鼻内視鏡(口からでも可能ですが鼻からも検査をすることができる細い内視鏡)を導入しました。検査時間は、鼻やのどの麻酔時間を除くとのど、食道、胃、十二指腸を詳しく観察し5分程度で終了しますが、異常が疑われた場合には特殊な器具を使って細胞の検査を行い10分程度で終了します。

この他、胃がんや潰瘍、慢性胃炎の原因といわれているヘリコバクター・ピロリ菌の検査、除菌治療を行っています。当院におけるピロリ菌の診断は、患者さんの身体的負担がほとんどなく結果の信頼性がとても高い尿素呼気試験(薬剤を内服後に風船のような袋に息を吹き入れる)で行っています。陽性と診断された場合は、3種類の薬を1日2回7日間内服して治療(除菌)が終了します。菌がいなくなったかどうかの判定は、内服終了後30日を過ぎていればいつでも行うことができます。

また、平成29年度より胃がん検診は、50歳以上の方を対象に胃部エックス線検査(年1回)又は胃内視鏡検査(2年に1回)を選択できるようになりました。早期発見、早期治療のため、積極的に胃がん検診を受けましょう。いずれも予約制ですので、ご希望の方はお電話でお問い合わせください。


ABC検診について(自費・予約不要)

できたら内視鏡検査は受けたくないが、ピロリ菌を含めた胃がんの危険性が心配だという方におすすめしています。

胃がんリスク検診(ABC検診)は、胃がんそのものを見つける検査ではありません。胃の粘膜に生息するピロリ菌の感染の有無と、胃粘膜の萎縮度(ペプシノゲン判定)を血液検査で調べ、胃がん発生の危険性を判定する検査です。判定されたリスクに応じて、内視鏡による精密検査を受けていただき、除菌治療や経過観察などを行い、胃がんなどの予防・早期発見を行っています。


骨塩定量について

骨は年齢とともに減少し、骨がもろくなった状態を骨粗しょう症といいます。骨粗しょう症になっても必ずしも症状が現れるとは限りませんが、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。骨粗しょう症により骨折を起こすと、それがきっかけで寝たきりになることが多く、日本では寝たきりになる原因の3番目になっています。

骨粗しょう症のほとんどは老化によるものですが、運動不足、カルシウムの摂取不足、喫煙、糖尿病、若い女性の無理なダイエットや偏食なども原因になります。とくに女性は、閉経後の性ホルモンの減少によって骨量が激減しやすいため、中高年以上の人は年1回は骨塩定量検査を受けることが望まれます。

検査の方法は、X線で手の関節を撮影(DEXA法)します。異常が疑われた場合は、血液検査を行い診断します。

骨粗しょう症の治療としては、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなどの骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂ること、散歩やジョギング、エアロビクスなどの骨を強くする運動を継続して行うことが重要です。薬物治療としては、骨密度増加が期待できる薬や、継続しやすいように投与間隔や薬のかたちに配慮したものもあります。










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福田内科医院

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